
私は事業家集団に約3年間所属し、環境リーダーという立場で活動していました。
本記事は、当時の経験をもとに、事業家集団の組織構造、活動内容、参加の流れを、評価や断定を目的とせず記録として整理したものです。事業家集団について調べている方が知りたいのは、「実際に中では何が行われているのか」「どのような構造なのか」だと思います。この記事では、内部で見聞きした事実を中心にまとめました。最終的な判断は、読者ご自身に委ねます。
第1章 まず、違和感しかない空気感
正直に言います。
私が初めて「事業家集団環境」の講演会に参加したとき、
最初に感じたのは「すごい」よりも「怪しい」でした。
受付の方は人懐っこそうな笑顔、タイミングよく流れる音楽。
そして、大袈裟に反応している参加者のリアクション・・・。
まるでテレビ番組のように完璧に計算されていて、演出のように感じる。
「この人たち、本当に普通の人なの?」「さくらじゃないの?」と思ったほどです。
席につくと、隣の人がすぐに話しかけてくれました。
明るくて感じがいい。だけど、どこか訓練されたような対応。
「こういう場に慣れてる人なんだろうな」と感じつつも、心のどこかで警戒していました。
講演が始まると、登壇者の話は熱く、言葉の一つひとつに「未来への希望」が詰まっていました。
だけど、あまりに流暢で、あまりに感情の波が完璧すぎて、「台本があるのかな?」と感じてしまったんです。
終わったあと、盛大な拍手が自然と起こる。
すごいと思うけど、こんな大きな拍手をする日本人に出会ったことがない。
遠慮がちにパラパラした拍手が日本人の常識では?そんなことを考えていました。
拍手やリアクションに気を取られ、周囲を見回した私はふと気づきました。
「誰も疑っていない。」
その空気に、少し怖さを覚えたのを今でも覚えています。
私は帰り道で、スマホで「事業家集団 最新」と検索しました。
案の定、出てきたのは「怪しい」「宗教みたい」「やめた方がいい」といったワード。
心がざわつきました。
騙されるかもしれない、やめといた方がいいんじゃないか・・・。
でも、同時に思ったんです。
「もし本当に悪い集団なら、こんなに堂々と活動できるだろうか?」
それから数日、この衝撃的でインパクトのある内容の講演会の内容が頭をぐるぐる占領していました。
みんな、いい人。私が騙される前にあの人達も全員騙されているのかも・・・。
※参加までに出会いや経緯、師匠についてはこちらで詳しく書いています。
興味があったら読んでみてください。
事業家集団環境の勧誘法を全て話します
〜ドラマのような出会い、怪しい師匠〜
第2章 本当に「計算づくめ」とわかった理由
断る理由を探しながらも、継続して講演会には参加しました。
スタートする前から約束していたので。
ある時、時間を間違えて早く会場に着きすぎて近くをうろうろしている私に声をかけた人がいました。
スタッフ「ななみちゃんだよね?どうしたの?誰かと待ち合わせ?」
私「そうじゃないんですけど。時間間違えたみたいで・・・。」
スタッフ「時間早すぎだね!すごいやる気じゃん!(ここでいつも通り爆笑、なぜ?)」
私「あ、すいません、、、。どっかで時間つぶします。(そんなやる気ちゃうし)」
スタッフ「お茶飲んでもお金使うし、よかったら中で待ってる?」
私「え?いいんですか?(お金使いたくないし、ラッキー!)」
スタッフ「うん。みんな講演会前の準備でピリついてるけど、隅の方で待ってるといいよ。」
会場はまだ何も準備ができていなかったので、エアコンをつけるところからスタートでした。
全てに慣れていない私は、次々に入ってくるスタッフの元気な挨拶すら居心地悪さを感じていました。
やることもなく、スタッフさんたちの動きを見ていました。
スタッフ全員が私のことを気遣いながらも普段通りに準備をしているようでした。
各セクション別に細かい打ち合わせをしているようです。
音響の担当者はマイクテストや音楽を何度も流していました。
椅子やテーブルの設営はほぼ全員がテキパキと動いて終わらせてしまいました。
中でも一番驚いたのが、今日初めて参加する人の情報がここで話されていたことです!
参加人数や初めて参加の人の状態がシェアされます。
「今日の初参加者合計〇人参加なので、前から3列目まで新規席です。」
「誘導係の〇〇は、3列目までは席を確保してください。」
「〇〇ちゃんは講演会の途中◯時◯分で退席予定なので、その後の席は〇〇さんが座ります。」
「スピーカーに挨拶したい方もいらっしゃると思いますが、今日はなしでお願いします。」
「今日のスピーカーは暑がりなのでエアコンは低め設定です。膝掛け3枚準備がありますので必要な人がいれば教えてください。」
「着席後、マイクランナーは素早く参加者の座っている位置を確認して覚えてください。」
「参加者全員が集中して講義を聞けるようにスタッフが一番集中してください。」
などなど、私にも聞こえる声でミーティングが始まりました。
最後には円陣を組んで「今日も最高の講演会にするぞ!」「オー!」と大きな掛け声まで。
まるで、学園祭が今から始まるのかと思うほど元気な大人たちです。
「え?計算されすぎてる・・・。」
ミーティングが終わった後、スタッフの方が変わるがわる声をかけてくれました。
「前回の講演会面白かったでしょ?」「〇〇さんの友達のななみちゃん?」「もうすぐ1 ヶ月たつのかな?」など。
私のことを覚えている人が多くてびっくりしました。
その時、「ななみちゃん!〇〇さんが会場の前で待ってるって!」と誰かがいいました。
参加者は会場の外で並ぶ必要がありました。
スタッフの誰かが紹介者の女性に連絡して早めに迎えにきてくれたようです。
私は無事紹介者と合流して、会場の近くで待つことになりました。
小さなことを仲間で助け合ったり、情報共有しながらみんなで1人のことを思いやっていることが伝わりました。
実はこのミーティングに間接的に参加できたことが、継続する理由の一つになりました。
こんなに参加者のことを歓迎して準備までしてくれている人たちに対して興味を持ってしまったのです。

第3章 起業については何も教えてくれない!
よくできた内容の講演会は、お金を稼ぐ意味や価値、仲間が大切な理由もよくわかりました。
入会が決まり、講演会には参加をし続けていましたが、ちょっと気になることがありました。
「具体的にどんな風に起業すればいいのかが、わからない!」
その時の私は会社にお勤めをしていて朝の8時半から18時半まではほとんど仕事をしていました。
遅くなる時は21時を超えることもありましたし、ほぼ1日は会社の仕事で終わってしまうのです。
「いつ、どんなタイミングで起業すればいいんだろう?」
講演会の講師のリアルな実績がわかりにくいけど、どうなんだろう?
知りたいことが知れないので疑いが膨らみます。
もしかしてこの「わかりにくさ」は何かを隠しているのではないか?
何かを誤魔化そうとしているんじゃないか?という疑念がわきます。
フリーランスで働いている人が講師をしているので、
「秘密保持契約」というものが巻かれていることがあるらしく詳しくは話せないようでした。
※業務内容を話すだけで、クビになる事もあるらしい・・・。
この状態で講師をする場合、とんでもなく怪しくなります。
個人の銀行口座の中身まで出さないと本当かどうか確認する術がないからです。
フリーランスの延長線上で法人化する人が多く、
会社員しかしたことのない私からすると怪しすぎるように感じました。
実際はこのフリーランスや、法人化してすぐは出店のための資金作りが必要で、
自主的に獲得できる業務委託の案件を積極的に探したり、事業家集団の環境内でトスしたりするようです。
フリーランス時代に月収をあげ、約300~400万のキャッシュを貯めてから、
出店しているようでした。
正直400万とかの貯金なんて、奨学金を返すために必死になっている私には、
夢のまた夢、永遠に来ない未来のように感じていました。
また、自分は何でフリーになって、どんな案件が扱えるようになるのかも、
全く想像ができませんでした。
事業家集団環境で得られるとうたっている3つの資本
・社会的資本
・人的資本
・金融資本
の3つ目の金融資本を作るためにまずは会社員でもフリーランスでもいいので、
キャッシュインを増やせと言うことのようです。
いざ何をするにしてもお金はいるので私は収入を上げて手持ちのキャッシュを増やしました。
キャッシュを増やすために忙しくすることで、スケジュール管理や新しい能力開発にもなりました。
※入会後の詳しい内容はこちらで確認してください。
事業家集団入会後の強制監視システム
〜マインドコントロールとルームシェア、自己投資までの驚くべき実態〜
第4章 結局は全て勧誘目的
ハッキリ言って、根っからの経営思考の人は事業家集団には入らなくていいです。
自営業気質の人からしたら馬鹿馬鹿しくてやってられない内容です。
一般的な起業とは、さっさと借金でもしてオフィスやショップを出して、
すぐにでも人を雇ってお金を作ったり回したりすることが普通です。
しかし、凡人で経営の知識もなく、
そのくせ大きな収入が欲しいなんて甘いことを言っている、
夢しか持ってない私のような人間には事業家集団環境はありがたい場所です。
利益か売上かもよくわかってないとこからスタートして何か悪いですか?
自分がバカなのは重々承知しています。
でも、どうしても今はチャレンジしたいと思ってしまうんです。
そして、私のような会社員は意外と潜在的にたくさんいるかもしれないとも思っているのです。
何もしないでこのままよりも、失敗するかもしれないけどやってみたい。
せめて若い20代のうちの3~5年は夢中になってやってみたい!
熱く語る自分に酔っているかもしれませんが、諦めたくなかったのです。
社会のほとんどが会社員と呼ばれる人で、
少しでも潜在的に豊かになりたいと思っている人がいれば
事業家集団をおすすめしたいと常に思っていました。
それを勧誘というなら、常に勧誘したいと思っていたのだと思います。
依存心の強い私が最初の1年半やっていた失敗は、
師匠という人に会えば誰でもそのことに気づくんじゃないかと勘違いしていたこと。
世の中はいろんな正義といろんな価値観が存在するんだとわかってからは、
同じ価値観を持っている人に出会いたいなあ・・・と思うようになりました。
誘う時も断りやすさを最優先にしてきました。
本心から成長したいと思う人とでなければ、一緒に山も谷も乗り越えられないので!
今では卒業してフリーの営業で月に50万を超えるようになりましたが、
販売サービスに関係のない営業先を朝から晩まで訪問してもただの
「頑張りアピール」でしかありません。
営業力は必要な人に必要なサービスをお届けする力を言います。
必要としている人に営業しないと何の意味もないのです。
ただ、「頑張っている人をバカにする」のは意味が違うと思います。
(残念ですが頑張っている人をバカにしている大半は、頑張っていません。)
応援もしなくていい、手伝わなくてもいい、暖かく放置してくれればいい。
20代ってそういう時期だと思うんです。
私は紹介者から事業家集団環境に勧誘されて入ったからこそ、
今のフリーランスの実績があります。
コミュニケーション能力が上がりましたし、
作業ミスも少なくなってスピードもアップしました。
未熟な私ですが、まだまだ挑戦を続けていきたいと思います。


